影で給湯器やら暖房やらクーラーやらあって快適だったら。

厳格な宗教になればなるほど、限定された生活を余儀なくされます。
限定された生活を日本で徹底する為には、
普通の生活を捨てる必要がでてくるでしょう。
以前、教祖の生活を追ったルポを読みましたが、
教祖が宗教に帰依した生活を毎日送るには、
教祖以外のものが農業・工業を行う必要があり、
これでは教祖以外はその宗教の真に目指す境地には
至れないということになると私は思いました。
これはいわゆる選民思想で、生まれたときから運命が決定している
カースト制度に似ているがあります。
自分は文明から切り離され、思想を追求していても、
影で給湯器やら暖房やらクーラーやらあって快適だったら、
それは如何なものなんでしょうか。

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